モーママ

マンダレー地方域タダインシェ村から9人目の研修生。家族は農業をしており、米、マンゴー、菊、野菜を栽培。2009年からマンダレーYMCAでボランティア活動に従事し、マラリア予防や家族計画、人身売買などに関する啓発活動にも熱心に取り組んできた。同村の元研修生たちと一緒にシンプルライフというグループ(天然成分のシャンプー作りや安い輸入品ではなく伝統的なお菓子を推進)でも活動。「保健衛生や教育を中心に学び、村のみんなに伝えたい」と来日。

帰国後は、これまでの活動に加え、図書館づくり、ゴミの分別収集などにもエネルギッシュに取り組む。近年は、スラムや孤児院の支援にも関わり、活動地は村から地域へと広がった。薬科大学の事務局に勤務し、帰宅後は村の子どもたちにビルマ語や算数を教えている。今後は村の教育や保健衛生分野での地域活動や、PHDミャンマーの組織力強化などを目標に頑張っていきたいと考えている。