研修生受入事業

アジア・南太平洋地域から研修生を招いて村づくりを協力

研修生の招聘はPHD運動の根幹を成す事業です。アジア ・ 南太平洋の村の人々を研修生として日本に招き、 農業、 保健衛生、 地域組織化などの研修を行い、 帰国後もフォローアップを行うことを通じて、 草の根の人々による村づくりと生活向上に協力します。
来日した研修生は、日本語研修を修了したのち、それぞれが希望する分野を中心に日本各地で研修を受けます。

日本に暮らす人々にも学びを 国内研修生制度

PHD協会では海外から研修生を招聘する一方で、草の根レベルでの国際協力や地域開発の人材を育成するために、国内研修生(インターン)も受け入れています。
2021年度からは、日本在住の外国人を対象とした国内研修生2.0制度も設けました。
国内研修生は海外研修生とともに学び、 足元から実践するための活動を学びます。


研修生の1年の流れ

2021年度 38 期研修

*コロナ禍により、海外からの研修生招聘は次年度以降に延期しています。

過去の研修生

2021年度第1期国内研修生2.0

ナンミミ

ミャンマー / 宗教:上座部仏教
研修テーマ:ごみ処理, ソーシャルワーク, 製菓

首都ヤンゴンから車で南西へ約5時間、エーヤワディ管区ミャウミャ地域出身。ミャンマー最長のエーヤワディ川が流れる自然豊かな地域です。ナンミミさんは少数民族カレンの出身で、2020年10月末に来日。カレン民族に対する国軍の虐殺や拷問は70年以上も続いています。彼女はこの状況に心を痛めながらも、SNSの発信やデモ参加等で必死に声を挙げています。  ナンミミさんは、ミャンマーで大学を卒業後、銀行や大学で経理を担当するなど、優秀かつ何事にも意欲的な女性です。日本では、製菓やソーシャルワークを勉強し、帰国後にカレン難民の女性たちに自分の学びを教えることで、田畑も仕事もない人に手に職を与えることが目標です。また、当会の外国人支援への参加を通じて、対人援助やソーシャルワークスキルの向上を目指します。

ロン

ミャンマー / 宗教:上座部仏教
研修テーマ:サッカー指導, 動画作成・編集

ミャンマー南東部、山岳地帯カレン州がロンさんの出身地。タイとの国境に隣接し、約20か所の難民キャンプに9万人以上の人々が生活しています。この地域は、カレン民族同盟(KNU)と国軍の対立が特に激しく、軍事クーデター以降の空爆や放火が今も続いています。とりわけ子どもや女性、高齢者への甚大な被害は計り知れません。 「カレンの状況を少しずつ変えるため、周りの人々へ伝えていく。」ロンさんには強い意志があります。日本でビデオ撮影や編集スキルを学び、世界へ発信していくことが行動の第一歩です。また、彼はサッカーが得意で、カレンの若者や子ども、難民孤児たちへ指導するためのコーチング法も学ぶ予定です。真面目で穏やかな心を持つロンさん、研修での学びを自身の成長に繋げていきます。

2021年度 23 期国内研修

松浦 あおい


研修テーマ:研修兼広報担当

松浦あおいさんは、3月に大阪女学院大学を卒業しました。大学では人権問題を中心に学びました。国内研修生に応募したきっかけは、2018年度ミャンマースタディツアーに参加したこと。「現地での活動で感じた元研修生の方々の優しさが当時の私の大きな支えであり、その後の活動の糧ともなりました」と話してくれました。将来は「ネパールで女性の雇用をつくる」という大きな夢があります。

成田 航輝


研修テーマ:研修兼広報担当

成田航輝さんは、大学に勤務していましたが、当会の国内研修生をするために退職。学生時代は農業と畜産を学んでいました。農業と畜産に加えて、海外にも関心があったことから、農畜産×国際協力がしたいと思ったそうです。それらの活動に関われることから国内研修生に応募。PHD協会での経験を将来に活かしたいと考えています。

田村 華奈


研修テーマ:研修兼広報担当

田村華奈さんは、兵庫県立大学2回生。これまでには、NPOやボランティア団体で外国人支援に携わってきて、その経験の中で「外国人が抱える問題に無関心な社会に対し、無力で悔しい気持ちを抱えてきた」そうです。縁あってPHD協会を紹介され、人との繋がりを大切にしている理念に惹かれた、と国内研修生に応募。「社会をもっとこうしたい!」を形にするべく取り組みたいという強い意志を持っています。

佐藤 里沙


研修テーマ:研修兼広報担当

佐藤里沙さんは、関西学院大学4年生。2018年度の研修生が大学の講義でゲストスピーカーとして登壇したのがPHD協会との出会いでした。「草の根の交流による人材育成という理念のもと、国際協力活動を長年にわたり行っているPHD協会の活動に感銘を受け、ここで学びたい」と思ったそうです。将来は青年海外協力隊として海外を拠点とした活動をしたいと考えています。

合田 ひな


研修テーマ:研修兼広報担当

合田ひなさんは、大阪女学院短期大学に在学中で、子どもと貧困を主とした国際問題に関心があります。PHD協会との出会いは、2019年度のタイスタディツアー。「ストリートチルドレンや山岳民族カレンの学校訪問は直接自分の目で見て学べる貴重な経験となった」そうです。今後は、人との出会いを大切にし、途上国支援や現状を多くの人に知ってもらえるような活動をしていきたいと考えています。

過去の研修生

これまでに招いた研修生は326人

研修生 165 人/ 短期研修生 92 人/ ゲスト 69人
(うち国内研修生 37 人/ 短期国内研修生 4 人)
研修生 短期研修生 ゲスト
ネパール 26人 2人 6人
インドネシア 31人 6人 26人
ミャンマー 20人 1人 2人
タイ 20人 6人 8人
フィリピン 12人 5人 9人
スリランカ 5人 1人
カンボジア 3人
パプア・ニューギニア 9人 1人 11人
ソロモン諸島 1人
韓国 1人 66人 7人
日本 37人 4人