研修生受入事業

アジア・南太平洋地域から研修生を招いて村づくりを協力

研修生の招聘はPHD運動の根幹を成す事業です。アジア ・ 南太平洋の村の人々を研修生として日本に招き、 農業、 保健衛生、 地域組織化などの研修を行い、 帰国後もフォローアップを行うことを通じて、 草の根の人々による村づくりと生活向上に協力します。
来日した研修生は、日本語研修を修了したのち、それぞれが希望する分野を中心に日本各地で研修を受けます。

日本に暮らす人々にも学びを 国内研修生制度

PHD協会では海外から研修生を招聘する一方で、草の根レベルでの国際協力や地域開発の人材を育成するために、国内研修生(インターン)も受け入れています。
2021年度は、日本在住の外国人を対象とした国内研修生2.0制度も設けました。また2022年度は多文化共生インターンとして、神戸で暮らす留学生が加わりました。
国内研修生は海外研修生とともに学び、 足元から実践するための活動を学びます。


研修生の1年の流れ

2022年度 38 期研修

アシカ・チャルマカール 

ネパール / 宗教:ヒンドゥー教
研修テーマ:保育, 助産, 女性の人権, 教育, 障がい者福祉

カブレパランチョーク郡マイダン村出身。人口約170人、約40世帯。首都カトマンズから車で約4時間のクンタから歩いて1時間、近年の研修生サビナさん、スシラさんの村からは徒歩30分程。父、母、兄3人の6人家族。村の女性グループに所属し様々なカーストの人たちと協働しています。アシカさんを含む村に住むダリット(不可触民)と呼ばれるカースト最下層の人たちは、今も差別を受けています。

また村には障がいのある子どもがおり、親はお世話の仕方が分かりません。アシカさんはこのような状況を変えるため、日本では障がいのある子どもたちのケア、助産、保育、女性の人権について学び、帰国後は女性や子どもの健康状態や生活を改善したいと考えています。

セティア ブディマン 

インドネシア / 宗教:イスラム教
研修テーマ:畜産, 農業

西スマトラ州ソロ郡タベ村から7人目の研修生。州都パダンから3時間程内陸部に入った山村で、人口約1620人、約410世帯。熱帯ですが、標高約1,100mに位置し朝晩は肌寒いほどです。農協の組合長の父、PHD協会元研修生(2003年度)の母、姉1人、妹2人の6人家族です。ブディさんは大学で畜産を学びましたが、村では牛の飼料にする材料が手に入りにくく、栄養価の高い飼料を安定して与えることが難しいことが課題だと考えています。

日本では、牛の繁殖・飼料・病気対策・畜産の全体管理を主に、農業や養鶏も学ぶ予定です。帰国後は、日本での経験を地元に還元することで、村の経済や村の人たちの生活向上に貢献したいと思っています。

過去の研修生

多文化共生インターン

イタンダーミョー

ミャンマー / 宗教:仏教
研修テーマ:広報・啓発担当

ミャンマーの民主化と平和を強く願うミョーさん。平和への取り組みとして、学校などでの講演でミャンマーの現状を伝えています。将来は通訳翻訳を目指しており、PHD協会でコミュニケショーン能力の向上を目指します。

グェンティテゥ ハー

ベトナム
研修テーマ:広報・啓発担当

国内のベトナム人のために通訳ボランティアをしていたハーさん。明るく、おしゃべりな性格を活かし、PHDに寄せられるベトナムの方達からの相談を担当しています。現在は広報啓発担当の元でデザインスキルの向上に取り組んでいます.

2022年度 24 期国内研修

結城 花菜


研修テーマ:居住支援兼研修担当

結城 花菜さんは、神戸市外国語大学2年生です。大学1年生の時から、他NPO団体の学生部に所属し、国際協力の活動をしています。PHD協会へは、「相手の見える活動をしているところに魅力を感じた」と、国内研修生へ応募してくれました。研修生の日本語サポートから、居住支援として「みんなのいえ」居住者との交流から、在住外国人の方への食料配給や入管同行など積極的に関わっていきます。PHD協会での経験を、海外へ繋がる将来へ活かしていきたいと考えています。

過去の研修生

これまでに招いた研修生は331人

研修生 170 人/ 短期研修生 92 人/ ゲスト 69人
(うち国内研修生 40人/ 短期国内研修生 4 人)
研修生 短期研修生 ゲスト
ネパール 27人 2人 6人
インドネシア 32人 6人 26人
ミャンマー 20人 1人 2人
タイ 20人 6人 8人
フィリピン 12人 5人 9人
スリランカ 5人 1人
カンボジア 3人
パプア・ニューギニア 9人 1人 11人
ソロモン諸島 1人
韓国 1人 66人 7人
日本 40人 4人