過去の海外研修生一覧

2018年度36期生

サンダーモー(モーモー)

ミャンマー / 宗教:上座部仏教
研修テーマ:健康, 教育, 栄養

マンダレー近郊のシュエグニ孤児院から招聘。兄であるお寺のご住職が国境付近の内戦孤児や被害者を受け入れ、100名前後の孤児が集う孤児院となった。この孤児院で24時間体制で働き、朝は4 時に起き、100名分の食事を作り、昼は孤児に勉強を教え、夜は幼い女の子と小さなスペースで寝るという生活を続けている。「皮膚病や虫歯の問題、教育の質の向上などの課題を改善したい」と来日。

帰国後は、シュエグニ孤児院に復帰。ご住職や先生たちと子どもたちの教育と健康管理について話し合う。子どもたちが楽しく勉強できるよう教材を購入し、授業を実施。教授法など、日本での経験を周囲に伝えている。

2018年度36期生

サビナ・ビスンケ・ラムテル

ネパール / 宗教:ヒンズー教
研修テーマ:人権, 保健衛生, 保育, 協同組合, 口腔衛生, 栄養, 農業

カブレパランチョーク郡ジトゥルポカリ村から初めての研修生。村にはダリット(不可触民) と呼ばれ、差別を受けてきた人たちが主に住んでいる。従来は山羊の皮を加工し靴を作ることを生業としていた人たち。サビナさんは高校卒業後、協働組合で働いた後に結婚し、この村に嫁いできた。今はハラバラという母親グループで意欲的に活動。「日本で勉強し、帰国後は差別撲滅や女性の地位向上に向けてリーダーシップをとりたい」と来日。

帰国後は、家の農業を手伝いながら、ハラバラでの活動を続けている。子どもたちへの歯磨き指導、女性グループメンバーへの識字教育などを積極的に実施。

2018年度36期生

レニ グスティカ

インドネシア / 宗教:イスラム教
研修テーマ:保健衛生, 口腔衛生, 教育

西スマトラ州ソロ郡カユジャングイ村から4人目の研修生。人口約900人、200世帯。レニさんは7兄弟の4番目。村ではイスラム教の礼拝堂であるモスクで子どもたちにコーラン(聖典) を学ぶためのアラビア語を熱心に教えており、地域での信頼は厚い。家族をはじめ周囲に虫歯で苦しんだことがある人が多く、高校生の時から関心を持っていた「口腔衛生を学びたい」と来日。

帰国後は、虫歯や歯周病予防の指導に力を入れている。子どもたちには歯磨きの仕方を、親には赤ちゃんや子どもの仕上げ磨きについても教えている。パダンでさらに洋裁を勉強し、ミシンを購入。2019年7月に結婚。

2017年度35期生

タンタンミェ

ミャンマー / 宗教:上座部仏教
研修テーマ:保健衛生, 洋裁, 農業

シャン州から初めての招聘です。古都マンダレーから車で約 3 時間、コンゾン村の出身。村の人口は 240 人、 64 世帯。 家族は父、母、姉の 4 人。 父は退役軍人で、 国境での内戦で地雷を踏み義足生活。 94 年度の研修生トゥントゥンさんが設立した NGO 「ヤンキン」 が同地域で児童労働を無くすための啓発活動を地元の人たちと実施しており、 タンタンミェさんもユースグループのメンバーでした。 同地域では経済的な事情から学校を辞めて働かないといけない子どもが多く、 タンタンミェさんも両親を支えるために高校を中退し、 現在は農業の小作人として働いています。「できれば高校にも戻りたい。日本で洋裁や農業を勉強して、家族を支えたい」 と日本にやってきました。

2017年度35期生

ミスラ ・ マヤ ・ タマン

ネパール / 宗教:チベット仏教
研修テーマ:保健衛生, 幼児教育, 洋裁, 農業

帰国後は、イスラム学校MISタベに復帰し、子どもたちに日本で学んだ歯磨きを教える。2018年に結婚し1児の母。結婚・出産後も教員は継続。子どもたちの健康や食育という面からもより良い学校づくりに取り組みたいと考えている。

帰国後は、牛の飼育やトウモロコシの栽培に取り組んでいる。日々欠かせない牛のエサとなる草刈りと片道30分かかる草を運びは重労働。

2017年度35期生

マリア シルヴィアナ デフィ

インドネシア / 宗教:イスラム教
研修テーマ:保健衛生, 協同組合, 教育, 洋裁

西スマトラ州ソロ郡タベ村から6人目の研修生。10 人兄弟の5 番目。家は小学校の中で売店を経営。日々家族の手伝いで忙しくしながら、 MIS タベ小学校の先生で一年生を担当している。MISタベ小学校は元研修生達が 「イスラムの学校が欲しい」 と設立したもの。 教師として子どもたちの虫歯、 下痢が多いこと、ゴミ問題が気になっているため、「日本の教育を全部学び、健康で清潔な学校を作りたい」と来日。

帰国後は、イスラム学校MISタベに復帰し、子どもたちに日本で学んだ歯磨きを教える。2018年に結婚し1児の母。結婚・出産後も教員は継続。子どもたちの健康や食育という面からもより良い学校づくりに取り組みたいと考えている。

2016年度34期生

ティダチョー (マーチョ)

ミャンマー / 宗教:上座部仏教
研修テーマ:保健衛生, 洋裁, 農業

マンダレー地方域ウーインリー村から初めての研修生。タダインシェ村と比べてアクセスの悪い村で、電気はまだ通っておらずトイレの数なども少ない。高校卒業後、洋裁を学び、村で仕立屋をしている。注文を受け、普段着から結婚式の服まで作る。またボランティア活動にも熱心で、モーママさん(2013年度)たちと一緒に保健衛生の啓発やシンプルライフというグループ(天然成分のシャンプー作りや安い輸入品ではなく伝統的なお菓子を推進)での活動を行ってきた。自分の村では「村の人はゴミをあちらこちらに簡単に捨てるので雨季になると汚くなり問題」と、地域のごみを集める活動を頑張ってきた。

帰国後は、自宅内での図書室づくりやゴミを回収するボランティアグループを立ち上げ、村の10ヵ所にゴミ箱を設置し、毎週1回集まって回収するなど地域のために取り組む。現在の主な仕事である縫製作業の傍ら、コロナ感染対策として布マスクを作り家族や周りの友達にも配っている。

2016年度34期生

スリザナ ・ シャハ ・ タクリ

ネパール / 宗教:ヒンズー教
研修テーマ:保健衛生, 保育, 農業

 首都カトマンズから南東にバスで3時間、 そこから徒歩で約4時間かかるラジャバス村から初の研修生です。標高1,700mにある村で人口約850人、230世帯。2015年4月の地震では被害が大きかった地域の出身す。家族は母、2人の弟、妹の5人。父親は中東での出稼ぎ後、病没。父が遺してくれた家も地震で倒壊し現在は仮設住まい。 妹と弟の学費のために朝早くから草刈や水汲みに奔走する生活。 重要な働き手ですが 「娘に一生草刈りだけをさせるのは忍びない」という母の涙と想いを受けて来日しました。「村には医療施設がない。病気の予防や応急手当てを学びたい。できたら帰国後は医療従事者として働きたい」と語るスリザナさん。夢は村にある簡易的な医療施設にて、被災地域の健康増進に寄与することです。

2016年度34期生

リンダ エルニタ

インドネシア / 宗教:イスラム教
研修テーマ:保健衛生, 保育, 洋裁, 農業

西スマトラ州ソロ郡タラタジャラン村から4人目の研修生。若くして結婚し、既に1児の母。生活は経済的に困難で政府から医療費の補助を受けざるを得ない状況の中、母として子どもたちの教育や栄養にも興味があり、同村出身のエリザさん(2011年度)が勤める幼稚園でも活動してきた。洋裁と保育について学びたいと来日。

帰国後は、米、じゃがいも、ナス、ニンジンなどを栽培し、養鶏にも取り組む。またモスクでコーランを教える活動をする。2019年には母子保健プログラムにおけるカデール(保健ボランティア)の役をエリザさんから引き継いだ。

2015年度33期生

サンティダエー

ミャンマー / 宗教:上座部仏教
研修テーマ:保健衛生, 協同組合, 教育, 農業

マンダレー地方域タダインシェ村から11人目の研修生。2013年度研修生モーママさんの従妹。3人兄弟の長女で、朝5時に起き、家族の朝食と昼食を作ることから一日が始まります。家族で農業を営み、田んぼが約7万㎡、牛2頭。母が田植えの際の人集め等を手広くやっており、長女として後を継ぐ予定。大学を卒業後、モーママさんと一緒に英語などを子どもたちに教えている。

帰国後は、モーママさんと一緒に村の図書館プロジェクト、スラムや孤児院の支援に携わる。また、村の清掃ボランティアにも従事し会計を担当。2018年からは週6日マンダレーの衣料品店で仲買事務の仕事を始めた。勉強して日本語のツアーガイドの資格を取得。