※NEW※【ミャンマー大地震:緊急支援の現場から③】

第39期研修生のチェリーさんは、ミャンマー・マンダレー中心部に暮らしています。
今回の地震では地域一帯が大きな被害を受け、チェリーさんの家は倒壊こそ免れたものの、柱や階段にひびが入り、安全に暮らせる状態ではなくなってしまいました。
そのため、しばらくの間、近くの公園や知人宅に避難する生活を余儀なくされました。
地震発生から数日後、チェリーさんから、
「家のまわりの水道が地震でこわれました。みんなは水がとても大変です。みんなでお金を出して直したいです。どうか助けてください」
という切実な声が届きました。

↑地震発生直後の様子

この声に応える形で、PHD協会は緊急支援として地域の水道修理用の義援金を渡しました。
先日チェリーさんから、
「みなさんのおかげで水道が直りました。本当にありがとうございます」
と感謝の言葉が届きました。
地震直後は瓦礫が散乱していましたが、今では少しずつ整備が進み、綺麗な道が戻ってきました。

↑水道修理中の写真①
↑水道修理中の写真②
↑水道修理後の写真

最近では、チェリーさんの家に再び地域の子どもたちが集まり、チェリーさん指導のもと、シュシュ(髪飾り)づくりなどに励んでいるそうです。

↑子どもたちが作ったシュシュ

地震からまもなく3か月が経ちます。
これまで、食料配布や義援金の提供などの緊急支援を行ってきました。
現在は現地側と今後の支援についての話し合いを重ねています。
皆さまからお寄せいただいたご寄付は、被災された方々の暮らしを少しでも支えるため、大切に活用させていただいております。
心より感謝申し上げます。