ACTION from KANSAI ユースキャンプに参加して
こんにちは!国内研修生の武部です。
9月13日―15日、神戸しあわせの村にて2泊3日の「ACTION from KANSAI つながる・学ぶ・変えるユースキャンプ2025」に参加してきました!
対象は、国際協力や社会問題・課題に関心のある高校生~大学院生世代。合宿では、現場で活動されているサポートメンバーのみなさんと幅広い学びを共有しました。
この合宿には、主催を務めておられる関西NGO協議会さまの、
・よい学び,将来の選択肢の一助になってほしい
・関西NPO/NGOの活動を活性化させ繋がりを強化させたい という想いが込められていました。
活動内容は、自分のアクションプランを立てることを最終目標としプログラムに参加します。講義型もあればグループワークやゲーム型のワークもあり、様々な角度から“社会の課題” “自分自身”を見つめなおしました。
プログラム例)【構造から考える世界の貧困】【多様性のサークル】【演劇で社会を変えると向き合う】
合宿中、学びをインプットすると同時に自分の考えを周りと共有するアウトプットを繰り返し取り組みました。自分なら何ができるかを想像しながら参加することで、問題意識をもつだけで終わらない 行動を起こすための学びにつながったと感じています。また、今取り組んでいる活動の目的を改めて考えるきっかけにもなりました。
中でも、私が特に印象に残っている「サポートメンバーに聞こう」というプログラムでは、①社会関心に関して高校生以降の取り組み ②今もなお続けている理由 についてお一人ずつお話を伺いました。その中で、「国際協力に正解はない」というお言葉がありました。みなさんのお話を振り返ると、目指す先は同じでも活動内容はお一人ずつ全く異なっており同じものはありませんでした。これまで、見本としたい誰かを探すため自然と選択肢を狭めていましたが、自分の得意分野を発揮できる選択肢を自分なりに作っていけばよいことに気付かされました。
また、「セルフケア」をテーマとしたプログラムでは、自分のできるアクションを探すだけでなく続けるための学びが印象的でした。国際協力やボランティアなど、自分ではない誰かのための行動をとるには、まずは自分を軸として健康であり幸福であるべきだと感じました。私には、「子どもの笑顔を引き出す存在でありたい」という目標があります。人のための人を目指すには、まずは自分自身を守る・笑顔でいられる選択を大切にしていきたいと思います。


最後に、関西NGO協議会事務局長 栗田さんが大切にされているという、「ちょうどよかった」という言葉を紹介したいです。これは、私が幼い頃から身の回りにあった言葉でもあり、改めてこの言葉の意味を考えるきっかけになりました。
例えば、立ち止まるようなことがあったとき、立ち止まったことで起きた負の連鎖を見つけるのではなく、「立ち止まったことでできた〇〇」を見つけることで自分の道を正当化させてきました。一つの事実でも、捉え方によって「失敗と思っていたこと」を「ちょうどよかったこと」として自分の中に残しておくことが出来ます。この考え方は、これまで通り・理想通りが通用しない課題だらけの現場において、「また一歩踏み出すため」には必要であり大切にしたい考え方であると感じました。

【合宿を終えて】私は、様々な方とのつながりに魅力を感じこの合宿への参加を希望しました。ここでは、「心の内をなぜか話せてしまう人」「自分もこうありたいと強く思わせてくれる人」など、たくさんの人とのつながりがありました。これらのつながりは今もなお続いており、アクションを起こし続ける原動力としていつも勇気をもらっています。
この思いをつなぎ、今日も明日も自分にできるアクションを続けていきます!!
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント