過去の海外研修生一覧

ロザ
2009年度27期生

ロザ・ノフェルマ

インドネシア / 宗教:イスラム教
研修テーマ:住民組織化, 保健衛生, 協同組合, 口腔衛生, 栄養, 洋裁

西スマトラ州ソロ郡シランジャイ村から3人目の研修生。家族は農業を営み、米、唐辛子、サトウキビ、コーヒーを栽培。同村出身のヘルマさん(2007年度)が始めた保育園で子どものお世話をしている。「村に女性グループを作って生活改善に取り組みたい」と来日。

帰国後は、村の保育園で先生として手洗いや規律などを指導。2011年から村の母子保健プログラムでカデール(保健ボランティア)を始め、2014年からはタベ村の協同組合で会計担当。2014年に結婚、1児の母。

2009年度27期ザーナウン
2009年度27期生

ザーナウン

ミャンマー / 宗教:上座部仏教
研修テーマ:住民組織化, 協同組合, 口腔衛生, 有機農業, 養鶏

マンダレー地方域ヨンビン村からの初めての研修生。家族で米、落花生、豆、バナナを栽培し、牛と豚を飼育。農業の傍ら、通信制の大学で学び、家で小中学生に勉強を教えている。「農薬や化学肥料にはお金がかかる。それに頼らない農業や農機の修理を学びたい」と来日。

帰国後は通信制大学で学びながら有機農業に取り組む。日々の栽培記録を作成し、将来の普及活動に備えていた。学校で孤児への支援活動も行う。2011年に大学修了。

2009年度27期ビショ・ジット・タマン
2009年度27期生

ビショ・ジット・ラマ

ネパール / 宗教:チベット仏教
研修テーマ:住民組織化, 協同組合, 口腔衛生, 有機農業, 養鶏

カブレパランチョーク郡マンダンデウプール地区ガハテ村からの初めての研修生。ガハテ村は1982年度研修生バラト・ビスタさんが立ち上げたNGOの活動地域。家族で農業を営み、トウモロコシ、野菜、バナナ、柑橘類を栽培し、牛、水牛、ヤギ、鶏を飼っている。「農薬に頼らない農業と保健衛生を学びたい」と来日。

帰国後、村人たちに働きかけて農業協同組合を立ち上げた。カトマンズ・ガハテ連絡会(主に貯蓄・融資をするグループ)にも所属し、村と都会の連携活動を取り持った。2014年に結婚し、現在は横浜在住、2児の父。

ペリスマン
2008年度26期生

ペリスマン

インドネシア / 宗教:イスラム教
研修テーマ:住民組織化, 協同組合, 口腔衛生, 有機農業, 養鶏

西スマトラ州ソロ郡シランジャイ村から2人目の研修生。米、バナナ、唐辛子、サトウキビを栽培し、牛と鶏を飼育。時々、大工仕事もしている。「有機農業全般と牛の肥育を中心に学びたい」と来日。

帰国後は、牛の飼育を始め、米、バナナ、サトウキビ、唐辛子などを栽培。村の道路整備プロジェクトにも従事した。また青年グループのリーダーとして村のためにも活動。近くの町、アラハンパンジャンでの大工仕事も請け負っている。今後はシナモンの栽培と販売をし、生活を楽にしたいと考えている。

2008年度26期ボーボーハン
2008年度26期生

ボーボーハン

ミャンマー / 宗教:上座部仏教
研修テーマ:住民組織化, 協同組合, 口腔衛生, 有機農業, 養鶏

マンダレー地方域シンプジー村からの初めての研修生。家族で農業を営み、豆、トウモロコシ、トマト、マンゴーなどを栽培。牛を5頭飼っている。「有機農業とグループとしての活動を学び、村の人たちに伝えたい」と日本での研修を希望。

帰国後は、魚粉と黒糖を使ってアミノ酸を抽出し活用。有機農業の実践を試み、農薬を使わない栽培も成功したので、村人にも広める。2010年に元職員と結婚。2011年妻の出産に伴い来日し、現在は姫路で子育て中。

2008年度26期モレチャ・スラデ
2008年度26期生

モレチャ・スラデ

タイ / 宗教:キリスト教
研修テーマ:保健衛生, 有機農業, 栄養

チェンマイ県メーチェム郡ホイボン村からの研修生。村では学生寮と幼稚園の運営、リーダートレーニングを行っている。「教育施設の運営、環境問題対策、生活の基本となる農業など幅広く学びたい」と来日。

帰国後は海外からの支援を得て、村の幼稚園と学生寮を運営。村人にも開発についての研修を実施してきた。現在は牧師として地域に尽くしている。

2007年度25期生

チャユー

タイ / 宗教:キリスト教
研修テーマ:住民組織化, 保健衛生, 協同組合, 口腔衛生, 有機農業, 栄養

チェンマイ県ガラヤニワッタナー郡ノンジェットノイ村(ムシキー)からの研修生。村では米、野菜、果物を作っている。また、アサスマという地域保健ボランティアとして住民の戸別訪問しアドバイスや啓発活動を行う。村びとたちは、農薬を多用することもあり、頭や目の痛み、皮膚病が多いので、「有機農業を中心に豚や鶏の飼育、協同組合について学びたい」と来日。

帰国後は野菜と米を栽培。梅の加工も試みる。アミノ酸や木酢液、土着菌などを作り、自分の畑で利用。また来日前から行っているアサスマの活動を継続し、高血圧や糖尿病、マラリア予防、乳幼児の栄養などについてアドバイスをし、長年村びとたちの健康を守ってきた。近年は以前から関わりのあったミャンマー国境付近の山岳民族の支援に重点を置いて活動している。

ヘルマ
2007年度25期生

ヘルマ・イェニ

インドネシア / 宗教:イスラム教
研修テーマ:住民組織化, 保健衛生, 協同組合, 口腔衛生, 洋裁

西スマトラ州ソロ郡シランジャイ村から初めての研修生。家の農業を手伝いながら、村の子どもたちにコーランを教え、婦人会活動に参加している。「洋裁を学び、服を作れるようになりたい。また、保健衛生も勉強し、子どもや母親たちに教えたい」と来日。

帰国後は、モスクの隣で幼稚園を始めた。結婚を機に近くのタランバラットへ移ったが、シランジャイ村と行き来をし、小学校の先生をするなど村の子どもたちのために活動。また母子保健プログラムでのボランティアやモスクでコーランを教える活動もしていた。2児の母。2021年2月に脳腫瘍のため逝去。

2007年度25期生

ティダ

ミャンマー / 宗教:上座部仏教
研修テーマ:住民組織化, 保健衛生, 保育, 協同組合, 口腔衛生

マンダレー地方域タダインシェ村から8人目の研修生。1993年度研修生のムームーさんが勤める村の保育園で働いている。高校卒業後は村の学校のボランティア先生や保健衛生の普及をする活動にも従事。「学校にいけない子どもたちのお世話や、健康について十分に知識がない村人の役に立ちたい」と来日。

帰国後、引き続きYMCAの保育園に勤務。感染症予防のためにコップやタオルを購入し、ゴミ箱を設置するなど、日本で学んだことを実践。現在は園長先生となり地域の子どもたちを支えている。また村の女性たちの保健グループでは血圧を測り、運動のアドバイス、栄養やマラリアについての啓発活動も行う。また、2010年にできたYMCA保健センターでは、マラリア予防、安全な飲料水の普及などの活動にも取り組む。

2006年度24期ポーディーヤ
2006年度24期生

ポーディーヤ

タイ / 宗教:キリスト教
研修テーマ:住民組織化, 保健衛生, 協同組合, 口腔衛生, 有機農業, 洋裁

チェンマイ県ガラヤニワッタナー郡ノンジェットノイ村(ムシキー)出身。1989年に発足した村の女性による手織り布グループの推薦を受けて来日。グループ発足初期からのメンバー。布の加工技術やデザイン、グループ運営等を学び自分たちの織る布を幅広く活用したいと来日。

帰国後、ミシンを購入。手織り布グループ「チョディ」の集会小屋に置き、メンバーにミシンの使い方を教える。ミシンを使えるメンバーが増え、ポーチやカバンなどの加工品の製作・販売ができるようになった。布を織ることに加え、近年は家族とともに有機農業に励んでおり、葉物野菜、カボチャ、豆などを育てている。