過去の海外研修生一覧

2015年度33期生

カンチ・マヤ・タマン

ネパール / 宗教:チベット仏教
研修テーマ:住民組織化, 保健衛生, 協同組合, 教育

カブレパランチョーク郡ロシ地区タクレ村から初の研修生。ムクさん(2014年度32期)とは同じ女性地位向上グループのメンバー。9人兄弟の末っ子。しかし他の兄弟は病気や事故で皆亡くなり、今は高齢のご両親との3人家族。幼稚園と小学校で先生をし、一家を支えている。女性の地位が高いとは言えない中、農業グループの副代表、女性グループの会計など、多くのボランティア活動に従事している。「村には医者もいない、診療所もない。私が応急処置ぐらいできるようになり、お金がない人を診てあげたい」と来日。日本では初等教育や保育、応急手当を含む保健衛生を中心に研修を受けた。

帰国後は、現地NGO・SAGUNのローカルファシリテーターとしてヤギ飼育プロジェクトを担当すると同時に、先生としてECD(就学前の幼児教育)センターで教えていた。SAGUNでの活動終了後は、ECDの仕事に専念。子どもたちのためにおもちゃを購入し、ゴミ箱を設置するなど工夫をしている。また、AMDAのプロジェクトに参加し、ロシ郡のECDの先生へのトレーニングを実施。

2015年度33期生

シャフルル( ゾン)

インドネシア / 宗教:イスラム教
研修テーマ:住民組織化, 協同組合, 農業

西スマトラ州ソロ郡カユジャングイ村から4人目の研修生。娘3人に息子1人の父。サトウキビを主とした農業や大工の仕事をしながら家族を養っており、自給用に魚の養殖もしている。農地が少なく、経済的な余裕があるわけではないが、村の治安を守る保安員や、マハットマーという健康体操を教える教室、子どもたちに道徳を教えるなど、ボランティア活動にも積極的。化学肥料や農薬の弊害には昔から関心があり、使用を極力避けている。「有機農業や養鶏、牛の肥育などを学びたい」と来日。

帰国後は、米を作り鶏を飼育している。しかし、妻の体調不良が続いており日々の暮らしは大変。家族を養うために、近くの町・アラハンパンジャンでも農作業をし生計を立てている。

2014年度32期生

ムク・マヤ・タマン

ネパール / 宗教:チベット仏教
研修テーマ:保健衛生, 女性の人権, 有機農業

カブレパランチョーク郡ロシ地区ピンタリ村から2人目の研修生。2児の母として家事をしながら農作業や家畜の世話もし、さらに仕立て屋として地域の女性や子どもたちの服を作っている。女性グループでも活動しており、女性の地位向上に取り組む。「女性グループの強化と幼児の栄養や子どもの健康、田畑の土を元気にする方法を勉強したい」と来日。

帰国後はピンタリ村の住民の生活改善のために尽力。2015年春のネパール大地震で自宅が半壊し、住居をピンタリ村のある山の麓に移す。自身も被災者として大変な苦労をしてきたが、ピンタリ村を含むロシ地区の開発を担う現地NGO「SAGUN」 のフィールドコーディネーターとして、今までに緊急支援、大工トレーニング、住民参加型調査、ヤギを通じた生計向上などの復興プロジェクトを運営してきた。2020年3月現在もSAGUNのスタッフとして多方面で活躍中。