過去の国内研修生2.0一覧

2021年度1期生

ナンミミ

ミャンマー / 宗教:上座部仏教
研修テーマ:ごみ処理, ソーシャルワーク, 製菓

首都ヤンゴンから車で南西へ約5時間、エーヤワディ管区ミャウミャ地域出身。ミャンマー最長のエーヤワディ川が流れる自然豊かな地域です。ナンミミさんは少数民族カレンの出身で、2020年10月末に来日。カレン民族に対する国軍の虐殺や拷問は70年以上も続いています。彼女はこの状況に心を痛めながらも、SNSの発信やデモ参加等で必死に声を挙げています。  ナンミミさんは、ミャンマーで大学を卒業後、銀行や大学で経理を担当するなど、優秀かつ何事にも意欲的な女性です。日本では、製菓やソーシャルワークを勉強し、帰国後にカレン難民の女性たちに自分の学びを教えることで、田畑も仕事もない人に手に職を与えることが目標です。また、当会の外国人支援への参加を通じて、対人援助やソーシャルワークスキルの向上を目指します。

2021年度1期生

ロン

ミャンマー / 宗教:上座部仏教
研修テーマ:サッカー指導, 動画作成・編集

ミャンマー南東部、山岳地帯カレン州がロンさんの出身地。タイとの国境に隣接し、約20か所の難民キャンプに9万人以上の人々が生活しています。この地域は、カレン民族同盟(KNU)と国軍の対立が特に激しく、軍事クーデター以降の空爆や放火が今も続いています。とりわけ子どもや女性、高齢者への甚大な被害は計り知れません。 「カレンの状況を少しずつ変えるため、周りの人々へ伝えていく。」ロンさんには強い意志があります。日本でビデオ撮影や編集スキルを学び、世界へ発信していくことが行動の第一歩です。また、彼はサッカーが得意で、カレンの若者や子ども、難民孤児たちへ指導するためのコーチング法も学ぶ予定です。真面目で穏やかな心を持つロンさん、研修での学びを自身の成長に繋げていきます。