ウルミラ

カブレパランチョーク郡マンダンデウプール地区ジュディガオン村からの研修生。1982年の研修生バラト・ビスタさんが立ち上げたNGO「サマ・セワ・サムハ:SSS」が運営するクンタ村のクリニックで助産師として働く。村には病院はなく、簡単な治療や投薬、相談には彼女たち職員が応じている。「病院、健康福祉センターなどで人々が健康に暮らすための経験を積みたい」と来日。

帰国後も、SSSのクリニックで助産師を続けてており、24時間体制でお産に対応している。また、妊婦健診、母子健康ケア、家族計画、病気予防の啓発など活動は多岐にわたる。地域では虫歯予防や栄養向上の活動も実施。SSSのクリニックに勤めて約20年、地元の住民の信頼は厚い。地震の被害により、村ごと更に奥地へと引越したが、SSSでの仕事は継続している。